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杉本寿樹 喜美子夫妻のこと

陶芸作家は田舎に住む人達が断然多い。
杉本寿樹夫妻もそうで
甲賀の毛枚(もびら)という田舎にお住まいです。

古民家を改築されていますが、
風呂は五右衛門風呂、トイレは便所で、
手洗いは、ぶら下がっているブリキの水入れの下に飛び出た管を
手のひらで上に押して使います。
これは何というものでしたっけ。

時々何もない時間を過ごさせてもらいに行くのですが、
風も匂いも体中に染み渡ります。
それに放っておいてくれ方が最高。
秋色を感じるなんてショウもないことをいうのは、
街に住んでいるからなのでしょうね。
きっとそこでずっといる人には、
秋も冬も風も匂いも特別なものではないのでしょう。
太刀打ちできません。

ひがんばな

 



秋の甲賀
杉本夫妻は普通に昔の食生活をされています。
昔というのも変ですが。
家で味噌や醤油をしこみ、
畑で昼顔を作り、干瓢にします。
小豆も黒豆も大豆も作られて自分たちで乾かして。
あんこを作ってパン生地をコネ、
薪で焼くんですって。

写真にあるのは、
紫芋と普通のサツマイモを餡にして、
二層の蒸し羊羹を作っているところ。
餡を練るのに土鍋は最適だそうです。
喜美子さん曰く …
私は布団で寝るが、餡は土鍋で練る。だって。

はやとうりの粕づけ




紫芋で蒸し羊羹

杉本家の台所には杉本さんが作った土鍋、
瓶、ボール、器がいっぱい。
「塩を入れる白磁の蓋物作ってぇ。」
「砂糖を入れる白磁の蓋物作ってぇ。」
こんな感じで器が増えていっているそう。
本当に羨ましいです。。

作陶中の杉本さん

 



土瓶

今年の11月。杉本家で焼き肉をしてもらいます。
もちろん近江牛の炭火焼き。私はそれを生きる糧に頑張ります。

(2007/10/1)

 



お茶の時間

 

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